FXの実績で重要なのは額ではなく期間です

レバレッジをかけられて、大きな金額を稼ぐことが出来るFXでは、何億円稼いだとか、資産を何倍にしたとか、そんな派手な宣伝文句の本が出ていたり、トレード手法のセミナーが開催されていたりします。

もちろん、相場はゼロサムゲームですし、そんなに甘くないと思っている人も多いでしょうが、反対に継続して勝ち続けている人が数パーセントしかいないという声に対しても、現在、ある程度利益を上げていたり、たとえ含み損でホールドしていたとしても、致命傷ではない人なら、そんな難しくも無いだろうと考えているのではないでしょうか。ただ、私から言わせれば、FXの実績で重要なのは、その額ではなく期間だと考えています。結局、確立の問題なので一時的に数億円稼いだり、額を数倍にすることもありえますし、本当に重要な、長期間にわたって利益を上げ続けるということは、難しいことですので、これを目指すべきであると思います。分かりやすく書くと、現在、利益を上げている人は上昇相場に乗ってとりあえず下がったら買いポジションを入れるというやり方をしていれば、昨年の終わりから現在まで、全て利益になっていると思いますので数パーセントしか稼げていないという言葉に疑問を感じているかもしれませんが、忘れてならないのは、それまでの期間は3年以上クロス円は下落相場だったんですよね。そこから、ユーロ危機が明確に解決している状態でもなく、アメリカにおける財政の崖問題もまったく解決していないのに、日本の政権交代と金融政策の期待により、一気に20円以上急上昇しているわけです。そう考えると、現在、市場に参加しているだけではなく、2年またぎで考えると、多少現在の相場で利益を上げていても、過去のポジションをホールドしっぱなしで大きな含み損を抱えていたり、損切りを余儀なくされていて、現在の利益と相殺した場合、利益が少なかったり損が多かったりしている事も想定できます。

もちろん、反対もそうで、リーマンショック後に相場に参加した人はそのときの上げで利益を上げていたのかもしれませんが、次のギリシャショックの下げて損をしていれば、トータルの稼ぎは、そんなに多くないはずです。つまり、FXの実績で本当に重要なのは、どういった為替の局面であっても利益をあげていることなのです。一度に数億円を稼いでいる人や、手法ではなく長期にわたって20パーセントの利益を毎年あげているというものの方が、絶対に信頼できるわけです。